貿易の矛盾と両国の歴史上の出来事へのさまざま見解から日本との協定の継続を韓国政府が拒否した後すぐに決定が下されたことは注目される。
報道によれば、軍事情報の交換でのタイとの合意締結に関する決定は、李洛淵(イ・ナギョン)首相を中心に開催された閣僚会議で確認された。
GSOMIAは、朝鮮半島の有事に備え日韓両国が防衛機密の共有を可能にする枠組みで、米国の情報も共有している。
22日、同日、日本の菅官房長官は記者会見で、GSOMIAは「連携すべき課題は連携していくことが重要だ」と協定延長を望む日本政府の歩み寄りの姿勢を明らかにしていたものの、韓国はこれへ対立する形をとった。
今月初めのロイター通信の報道では、韓国はすでに8月初めの段階で、日本がホワイト国のリストからの韓国の除 外を閣議決定したことへの対抗策としてGSOMIAの破棄を検討する可能性を視野に入れており、2日のバンコクでの日米韓3カ国の外相会談でもそうした見解 が示されていたと伝えられていた。