首相、アフリカ開発で中国けん制 「相手国が借金漬け」と指摘

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横浜市で開催中の第7回「アフリカ開発会議(TICAD)」は29日、日本の企業関係者が参加する「官民ビジネス対話」を行い、2日目の討議を実施した。安倍晋三首相はあいさつで「相手国が借金漬けになっては、皆さまの進出を妨げる」と指摘。開発に伴いアフリカの一部の国が債務超過に陥っている問題を念頭に中国をけん制した。

中国の過剰融資を受けた国の財政悪化問題を巡り、債務管理の専門家を派遣するほか、延べ30カ国の担当者にリスク管理の研修を実施する計画を重ねて紹介した。

首相は「アフリカの市場規模は拡大の一途だ。大陸全土が巨大経済圏になる日が見えている」と訴えた。

(c)KYODONEWS

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