2013年1月に始まった実験には、ペットを飼っていない人、犬を飼っている人、その他のペットを飼っている人たち2000人以上が参加した。
学者らは実験の前、参加者の心血管指標を調べて記録したほか、参加者の社会的・生活的特徴を調査した。
2019年の指標チェックでは、ペットを飼っている人たちは飼っていない人たちよりも身体活動がより多く、食生活もより正しく、血糖の指標もより良いことがわかった。さらに心理的な問題の割合も低くなっている。
また学者らは、犬を飼っている人とその他のペットを飼っている人たちの医療指標を比較し、犬を飼っている人たちの心血管系の状態は、年齢や性別に関係なく、他の動物を飼っている人よりもあらゆる点で優れていることを発見した。
この依存関係から出てくる条件の必然性についてはまだ詳細な調査および説明が必要だが、学者らは犬の保護施設へ行き、「犬のお医者さん」を飼ってください!と、自信を持ってすべての人にアドバイスしている。