無事着陸したのはマークス・シルヴェスターさん。シルヴェスターさんはこれが人生初めての飛行訓練で、乗船までは理論しか学んでいなかった。
シルヴェスターさんはセスナ機の操縦を学ぶサマースクールに通い、8月31日に初の実地訓練に参加した。ところが機上で頼りのインストラクターが突然意識を失ったため、シルヴェスターさんは飛行管制塔と通信しながら緊急着陸態勢に入らざるを得なくなった。着陸までの全工程、管制官はシルヴェスターさんを励まし続けた。
セスナ機の着陸後、インストラクターは直ちに病院に搬送された。医師らの話では現在、容態は安定している。
Air Traffic Control: "Have you landed any aircraft before?"
— News Breakfast (@BreakfastNews) September 1, 2019
Max Sylvester: "No, I haven't ... this is my first lesson."
Listen to the moment a trainee pilot made an emergency landing at a Perth airport after his instructor blacked out.https://t.co/4eYM4ymsS5 pic.twitter.com/wlZ4tKBLrJ
サマースクールを実施した「エア・オーストラリア・インターナショナル」のオーナーのチャック・マケルヴィー氏は、28年の経営でこうした事態は初めてと明かし、「授業では我々はどう着地すべきかをきちんと指導しており、結果としてすべてうまく行った」と胸をなでおろした。
15日、ウラル航空のA321型機がモスクワ郊外の畑に硬着陸した。離陸直後、航空機はカモメの群れと衝突、カモメがエンジンに吸い込まれ、エンジンの動作に大きな支障が生じた。航空機には230人以上が搭乗していた。ロシア保健省によると、子ども9人を含む23人が病院に搬送された。