ノボシビルスクの学者たちは、コモドオオトカゲのゲノムを解読、遺伝子系図を作成し、その後、コンピューターシミュレーションを用いてコモドオオトカゲの染色体を組み立てた。
結果、コモドオオトカゲの性染色体は、ニワトリの28番染色体と一致していることがわかった。これは進化のある段階で、コモドオオトカゲとニワトリに共通の祖先がいたことを意味している。
Комодский варан, или дракон Комодо (Индонезия) - самая крупная из живущих ящериц. Размеры её достигают 3 м. pic.twitter.com/G1QwdtIZtQ
— Магелланова дочь (@Magellanovadoch) June 13, 2016
さらにもう一つ、コモドオオトカゲとニワトリの類似点がある。コモドオオトカゲの心臓は、他の爬虫類とは異なり、鳥類や哺乳類のように4室に分かれているのだ。
学者らは、絶滅の危機に瀕しているコモドオオトカゲの遺伝的特性を理解することは、野生コモドオオトカゲの個体数維持に役立つと語っている。