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NATO、ロシアの最新ミサイル兵器は新STARTの対象になる可能性があると考える
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NATO(北大西洋条約機構)のローズ・ゴッテメラー副事務総長は9日、NATOはロシアの最新ミサイル兵器が新戦略兵器削減条約(新START)の対象になる可能性があると考えていることを明らかにした。 2019年9月10日, Sputnik 日本
2019-09-10T19:25+0900
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政治, 米国, 国際, ロシア, nato, ロシア軍
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NATO、ロシアの最新ミサイル兵器は新STARTの対象になる可能性があると考える
2019年9月10日, 19:25 (更新: 2022年4月27日, 22:44) NATO(北大西洋条約機構)のローズ・ゴッテメラー副事務総長は9日、NATOはロシアの最新ミサイル兵器が新戦略兵器削減条約(新START)の対象になる可能性があると考えていることを明らかにした。
プーチン大統領は2018年3月1日に行った年次教書演説で、超音速システム「キンジャール」、「アバンギャルド」、「 ブレヴェスニク」、軍用レーザー「ペレスヴェト」、原子力水中無人機「ポセイドン」など、ロシアの最新戦略兵器について述べた。
ゴッテメラー氏はオスロ大学で講演中に戦略対話の見通しについて質問を受け「新STARTをみると、両国によって引き続き履行されていることがわかる。今後の合意についてだが、これは政治的意思の問題だ。ロシアと米国が何を決定するか様子を見てみよう」と答えた。
先に
エスパー米国防長官は、新STARTが延長される場合、条約にロシアのすべての新兵器を含めるべきだと述べた。
2010年に調印された新STARTは、露米間で唯一効力を有する軍縮条約。2021年2月に期限を迎えるが、米国政府は延長するのかどうかの意向を表していない。
その他の条約はどうなったのか?
中距離核戦力INF全廃条約は、米国のイニシアチブで8月2日に失効した。ロシアも離脱した。
ロシア外務省は、米国は1999年から条約に違反していると繰り返し強調していた。米国は1999年、INF全廃条約で禁止されている地上発射型巡航ミサイルと特性が似ている軍用無人機の実験を行った。また米国防総省は、巡航ミサイル「トマホーク」を発射できる発射装置Mk41も2014年から欧州に展開している。