ぺスコフ報道官によると、スモレンコフ氏の役職は高くはなく、大統領へ近づく権限は持たず、会議などにも参加していなかったという。
「誰が誰を緊急に脱出させ、誰が救ったなどという、米国メディアの議論はすべて、パルプ・フィクション(くだらない話)のジャンルだ。彼らに任せておこう」とぺスコフ報道官は述べた。
過熱する「スパイスキャンダル」についてラブロフ外相は、「私はその人物(スモレンコフ氏)を見たこともない、会ったこともない。彼の出世や移動についてはウォッチしたことがない、噂についてコメントする気はない」と答えた。
ラブロフ外相は、2017年にホワイトハウスでトランプ大統領と会談した際に「誰かが誰かに対して、国家機密を渡すなどということはなかった」と加えた。