CNNは、トランプ大統領の補佐官ポストの最有力候補に、米国務省イラン担当特別代表のブライアン・フック氏の名を挙げた。
CNN情報筋によると、フック氏は大統領補佐官職に関心を示しており、ホワイトハウスでもかなりの影響力をもっているという。対立候補としては、米陸軍退役少将のリッキー・ウォデル氏で、ハーバード・マクマスター氏が国家安全保障問題大統領補佐官時代に副補佐官を務めていた。第三の有力候補者としてCNNは、北朝鮮政策特別代表のスティーブン・ビーガン氏も挙げている。ビーガン氏は以前、駐ロシア米国大使候補としてホワイトハウスで検討されていた。
ボルトン氏の解任
トランプ大統領は火曜日、自身のツイッターアカウントで、ボルトン氏を国家安全保障問題担当大統領補佐官から解任すると発表した。
....I asked John for his resignation, which was given to me this morning. I thank John very much for his service. I will be naming a new National Security Advisor next week.
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) September 10, 2019
アメリカメディアはここ数日、ボルトン氏とマイク・ポンペオ国務長官の間の確執が深刻化していることを伝えていた。