消息筋によると、ヘリ空母の排水量は最大1万5000トンとなり、10機以上のヘリコプターを搭載できるほか、上陸用舟艇用の大きなドック式格納庫も装備される。
消息筋の1人は、1番艦は2027年末までに引き渡される計画だと伝えた。
ヘリ空母の技術プロジェクト開発は最終段階にあり、完了から数か月以内に建造契約に調印される。
ロシアは2011年、フランスと「ミストラル級」ヘリ空母2隻「ウラジオストク」と「セヴァストポリ」を12億ユーロで建造する契約を結んだ。
だが2015年、ウクライナの状況により契約は破棄された。
ロシア大統領府は、契約に基づいてロシアが支払った資金(約9億5000万ユーロ)をフランスが返金したと発表、フランスはロシア製機器を返却後、ヘリ空母の所有権を取得した。
その後、ヘリ空母はエジプトに売却された。
強襲揚陸艦
ヘリ空母とも呼ばれる強襲揚陸艦は、さまざまな目的の重量級ヘリコプターを複数(「ミストラル級」は最大16機、米国の「ワスプ級」は30機以上)搭載することができるほか、数百人から千人以上の海兵隊員を輸送することができる。
上陸用舟艇やその他の船舶用のドック式格納庫も装備されており、装甲車両も輸送することができる。
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