8月の中旬、動物保護区「カンガルー・アイスランド・オデッセイ」で2匹のコアラが小競り合いをはじめた。オスのコアラがメスのコアラのいる木に登ろうとした。2匹は一緒にくつろぐというようにはいかず、まもなく激しい争いとなった。2匹のコアラは木から降りながら大きな叫び声を上げ、お互いに噛みつき合った。地面に降りると今度は取っ組み合いをはじめた。
結局、オスのコアラが負けを認め急いで逃げていった。メスのコアラは緊張した様子でその姿を目で追っていた。
保護区のガイドでビデオを撮影したゲイリン氏によれば、こうしたコアラの行動はとても珍しく、こうした事が起こるのは繁殖期以外だけだという。
関連ニュース