シュワルツネッガー氏は、なぜ2人は常にSNSで小競り合いをしているのかとの雑誌『メンズ・ヘルス』の質問に次のように答えた。「彼は私に惚れているんだと思う。それが事実だ。トランプ大統領は私のようになりたいのだよ」
またシュワルツネッガー氏は、トランプ大統領は以前、レスリングの試合で「筋肉隆々の人たち」に見とれ、「優れた部分を見せる芸術に大きな感動を覚えた」ことを指摘した。
トランプ大統領とシュワルツネッガー氏の小競り合いはなんどとなくマスコミの注目を集めた。特にトランプ大統領は、アーノルド・シュワルツネッガー氏が出演した「アプレンティス(見習い)」の視聴率が低かったことをあざ笑った。かつてトランプ大統領も同番組に出演していたが、その後、選挙期間中の一連のスキャンダラス発言から解雇された。シュワルツネッガー氏はトランプ大統領に応じて、テレビの視聴率に専念ができ、米国の人々が再び安心して眠れるためにも職を交換しようと提案した。
大統領選挙のキャンペーン時、アーノルド・シュワルツネッガー氏は共和党員であるにも関わらずトランプ大統領への支持を拒否した。その際、シュワルツネッガー氏は自身のポジションについて、党の利益よりも国の平穏さが大切だと説明していた。