目的地到着まで約9000キロを移動した。「アカデミック・ロモノソフ」はチュクチ自治管区に向けてムルマンスクを8月23日に出発した。この海上原発は2つの地上原発に替わるものとなる。
浮体式原発が稼働すると、ロシア国内の現役の原発の数は11になる。
水上原子力発電所の発電量は70メガワットで、2019年12月31日までに稼働開始する。
「アカデミック・ロモノソフ」原発施設には沿岸インフラ、水技術インフラも含まれ、このおかげで沿岸部に電気エネルギー、熱エネルギーを輸送することができる仕組み。
この型の原発は従来型に比べて災害事故対策システムが付加され、より安全性が高く、工場での修繕作業も12年は行わなくてすむように作られている。