キャリー・ラム行政長官は、対話のための3つのプラットフォームは来週から始まる、と述べた。
対話への参加は誰でも申し込み可能だが、参加者数は100人から200人に限定されるという。
キャリー・ラム行政長官は、「たとえ対話が抗議デモに発展しても、私は対話を支持し、責任をとる覚悟ができている。対話は対立よりも良いはずだ」と述べ、対話のプラットフォームが成功裏に広がることへの期待を表明した。
逃亡犯の引渡しに関する法改正に端を発した香港の集団抗議は、6月初旬から起こっている。香港行政府は、現行の「逃亡中の犯罪容疑者に関する法」の改正を提案していた。
大規模な抗議活動に対して、香港政府は譲歩の姿勢を見せ、上記法改正の無期限停止を発表した。しかし法案反対者はそれに満足せず、法改正を完全に取りやめることを要求。政府に最後通牒を突き付けたが、それは認められなかった。暴力と警察との衝突を伴う抗議デモはその後も続いている。
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