ポッパー調達部長によると、このようなアプローチはセンチュリーシリーズの戦闘機開発の状況と似ているという。その時は比較的短期間でF100からF106までの航空機が製造された。
調達部長はまた、同系の名前がついた航空機を早期更新することで、中国やロシアのような米国の潜在的敵国には分かりにくくなるだろう、と付け加えた。
10年間常に更新を繰り返すことで、2030年代初頭の米空軍は根本的に新しい戦闘機を手にするだろう、とポッパー氏は語る。その戦闘機はオープンアーキテクチャを持ち、プログラムソフトは簡単に更新できるようになるという。複数の開発者によるプログラムを使うことも考えられる。またその戦闘機は、「目や耳となる」ドローンと密接に連携するだろう。
次世代型戦闘機製造を想定した、Next Generation Air Dominance(次世代制空戦闘機構想;NGAD)の枠内の諸変更は10月1日から実施される。
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