北朝鮮大使館は「北朝鮮外務省は外交ルートを通じて、我々の経済水域への侵入と漁業活動に対する妨害が再発しないよう、対策を講じるように日本側に厳重に注意を喚起した」と発表した。
北朝鮮側によると、8月23日と24日、日本の海上保安庁の巡視船や船舶が北朝鮮の排他的経済水域に不法侵入し、北朝鮮の自衛的措置によって追い出された。北朝鮮側
は、日本の船舶を追い出したのは「正当な主権行使」だと主張している。
日本側によると、8月23日、日本の排他的経済水域で北朝鮮籍とみられる貨物船と高速船が確認された。高速艇は日本の海上保安庁の巡視船に接近、迷彩服を着た乗組員が巡視船を威嚇した。まもなくして北朝鮮の貨物船と高速船は排他的経済水域から出たが、翌日には北朝鮮海軍のものとみられる旗を掲げた高速艇が確認された。