米ミドルベリー国際大学院と衛星を運用するプラネット社は衛星写真の分析を明らかにしたという。
写真の分析によると、9月3日に造船所で岸壁に13の柱のようなものが並び、車両などが活動していた。12日までに岸壁の一部と海にまたがる建造物が新たに設置され、19日には岸壁のほとんどを覆い隠し、約100メートルに及んでいるという。
専門家はこの衛星写真に基づいて、北朝鮮が潜水艦の進水に向けて準備を本格化させている可能性があると分析した。ミドルベリー国際大学院のシュマーラー上級研究員は「北朝鮮は、監視されずに新型の潜水艦の整備や改造を行えるようになる。SLBMの計画もさらに推し進めていくだろう」と述べた。
先に北朝鮮の新型潜水艦に潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)3基程度を搭載できると報じられていた。