記者団の取材に応じたネベンジャ国連大使は、ロシア代表団の一部にビザを発給しなかった米国の姿勢を「あるまじき醜態」と批判した。ニューヨークでは今週、包括的核実験禁止条約に関するハイレベルの協議が行われる予定。この会議にはラブロフ外相の出席が予定されている。
ロシア外務省のザハロワ報道官はこれまで代表団の一部にビザが発給されていないことをすでに伝えていた。米国側は技術的な問題で発給が遅れているとしたが、そうした説明に「納得がいかない」としていた。
入国ビザが発給されなかったロシア政府関係者は10名に上る。その中には、コサチョフ連邦院国際問題委員長やスツルキー下院国際問題委員会議長など、政府高官も含まれている。
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