韓国の重要度引き下げ 対立反映、19年防衛白書

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河野太郎防衛相は27日の閣議で、2019年版防衛白書を報告した。同盟国の米国を除く各国との防衛交流の実績などをまとめた「安全保障協力」の章で、韓国の記載順を18年版の2番目から4番目に引き下げた。記載順は国別の重要度を反映しているとされ、最近の日韓対立を受けて判断した。北朝鮮は「核兵器の小型化・弾頭化を実現しているとみられる」と明記し、日本の安全への「重大かつ差し迫った脅威」と強調した。

韓国は今年8月、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA=ジーソミア)破棄を決定。両国の安保協力が困難さを増す中、韓国に厳しい視線を向ける日本の立場を明確にした形だ。

(c)KYODONEWS

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