プラスチックの茶葉
カナダのマギル大学のローラ・エルナンデス氏と仲間たちはプラスチック製パックで梱包された何種類かのフルーツティーを購入した。研究者らは茶葉を取り出し、5分間パックをお湯に浸した。その後、研究者たちは水をろ過し、その中からナノ粒子を抽出し、プラスチックの梱包袋そのものの構造を調べた。
調査の過程で研究者らは、水の中にミクロやナノといったさまざまなサイズのプラスチック粒子が浮遊しているのを発見した。彼らは、お茶を入れる過程ですでにプラスチックが流れ出したことを明らかにした。
研究者らによれば、「お茶」のマイクロプラスチックが長期的に人間の健康に影響を及ぼすのか正確には理解できていない。近い将来、彼らはこの問題の回答を得る予定であり、同様に、お湯の中にティーパックを入れる過程でナノ粒子が流れ出すメカニズムそのものを明らかにするつもりだ。