AldriMerの消息筋によると、ロシアの隊員らは地域を偵察し、重要なインフラ施設を調査したという。
AldriMerは、米国の航空機が同地域で上空から偵察撮影を行い、ノルウェー側にロシア特殊部隊の隊員が写っている写真を提供したと報じている。
ノルウェーでは、ロシア特殊部隊隊員の出現を、バレンツ海におけるロシアの軍事演習と関連付けた。演習の過程でロシア北方艦隊はスヴァールバル諸島に近づいた。消息筋は、ロシアの軍人は本土で民間人として行動していると主張している。
なおノルウェーの国防省と情報機関は、ロシア特殊部隊隊員が目撃されたとの情報について正式にコメントすることを拒否した。
ロシア海軍北方艦隊の北極圏グループの演習は8月5日に始まり、約2か月間続いた。その間にゼムリャフランツァヨシファ (フランツ・ヨーゼフ諸島)、ボリシェヴィク島、ヴィゼ島、ウエジネニヤ島の地域や、タイミル島などで船舶の演習が200回以上行われた。
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