ポンペオ氏はツイッターに「イランのザリフ外相が『アドリアン・ダリヤ1』はシリアに石油を届けることはないと英国に約束したにもかかわらず、タンカーは現在、シリア沖で石油を移し替えている。この石油が最終的にシリアに届けられた場合、世界はイランに責任を求めるのだろうか?」と投稿した。
Despite Iran FM Zarif’s promise to the UK that the #AdrianDarya1 would not deliver oil to Syria, it is now transferring oil off the Syrian coast. Will the world hold Iran accountable if this oil is delivered to Syria? pic.twitter.com/z5Ra41n43u
— Secretary Pompeo (@SecPompeo) October 2, 2019
ポンペオ氏は、製油所があるシリアのバニヤスの近くに並んでいる船舶2隻が写っている写真も公開した。そのうちの1隻はアドリアン・ダリヤ1と指摘されている。
7月4日、英領ジブラルタル当局は、イランの石油タンカー「グレース1」がEUの対シリアに制裁に違反した疑いがあるとして拿捕した。警察は船長、一等航海士、乗組員2人を拘束した。
約1か月後、ジブラルタル当局はタンカーを解放した。
イランの港湾海事局次長のジャリル・エスラミ氏は「グレース1」について、解放後、「アドリアン・ダリヤ」に改名して地中海に向かっていると発表した。
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