はやぶさ2が小型ロボットを放出 観測最後の任務

© REUTERS / Japan Aerospace Exploration Agencyはやぶさ2
はやぶさ2 - Sputnik 日本
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3日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、探査機はやぶさ2が小型ロボット「ミネルバ2」を放出したと発表した。ミネルバ2は小惑星りゅうぐうの表面に向け落下をはじめる。

はやぶさ2が小惑星りゅうぐうの上空1キロまで接近し、小型ロボット「ミネルバ2」を放出した。ミネルバ2は5日ほどかけて同小惑星に落下するが、その間の様子を観測するのがはやぶさ2の最後の任務となる。本任務の終了後、はやぶさ2は11~12 月にりゅうぐうを出発し、地球へ向かう。地球到着は2020年末に予定される。

​ミネルバ2は、昨年9月にりゅうぐうに着陸し表面を移動しながら画像撮影などを行った2台のロボットと同型。今回が最後の1台だった。不具合が生じたことから、表面での撮影ではなく落下の様子を撮影し、りゅうぐうの重力を調査するという任務に切り替えが行われた。

ミネルバ2は5日間でりゅうぐうの赤道上空を8周ほどして表面に落下する予定。はやぶさ2はりゅうぐうの上空でカメラ撮影を行う。

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