ヴォイツェホフスキー氏によると、ユジク氏は特派員として招待されてテヘランに滞在していた。ユジク氏は入国時に空港でパスポートを没収され、出国時にパスポートを返却すると言われたという。ヴォイツェホフスキー氏は「だが彼女(ユジク氏)のホテルの部屋の扉が破られ、ユリヤはホテルから直接イスラム革命防衛隊(イランの先鋭部隊)の隊員によって連れ去られた」と伝えた。
ヴォイツェホフスキー氏によると、ユジク氏は10月3日の夜にモスクワに電話をかけることが許された。通話時間は約1分間だった。この間にユジク氏は、監房に収監されており、通信手段はなく、土曜日に法廷に連れて行かれると話したという。 ヴォイツェホフスキー氏は、ユジク氏はイスラエル情報機関との協力の嫌疑をかけられており、「最低10年」の禁錮刑を言い渡される可能性があると指摘した。
ユジク氏の拘束は、同氏の娘によって確認された。ユジク氏の娘はフェイスブックに母親のアカウントから投稿し、ユジク氏が自身の母親に電話をかけ、その後、祖母であるユジク氏の母親から連絡があったことを明らかにした。ユジク氏の娘は母親について「彼女はそのような状況が起こりうることを知っていたが、(イランに)行った」と指摘した。