人間の前に現れたマンボウはニュージャージー州在住のトニー・シラグサさんに深い感銘を与えた。トニーさんは、桟橋近くで動けなくなっているマンボウを、その背びれを掴み海へ帰してあげようする男性の動画を撮影し、インスタグラムに投稿した。
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トニーさんの動画が投稿されたのとちょうど同じ頃、フェイスブックでの市民間の情報交換の場の「ジャージー・ショア・ハリケーン・ニュース」は、地元住民が撮影した動画を投稿した。その動画では、マンボウは大きな背びれを海面へ出したりひっこめたりしながら海岸に沿って泳いでいる。
マンボウは穏やかな性格の持ち主だが、小型のボートやモーターボートに乗船している時は遭遇しない方がいい。なぜならマンボウは海洋生物の中では最も巨体の種類に属し、体長3メートル以上、背びれから尻びれの長さは4メートル、体重は2300キロにも達するため、わきを通れば船を転覆させかねない。
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