米国東海岸で巨大な魚の頭に似た「海の怪物」が目撃

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マンボウ - Sputnik 日本
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ここ数日、SNS上で、海の「怪物」の映像が驚きを呼んでいる。米国東部ニュージャージー州の海岸で発見され、スマートフォンの撮影で流布されているこの「怪物」。海洋生物の知識のない人々はその姿におびえたが、実はこれは人に危害を与えないマンボウ。マンボウは体重2トンを超える巨体にもかかわらず、食するのはもっぱら小エビ、プランクトン、クラゲのみと大人しい。

人間の前に現れたマンボウはニュージャージー州在住のトニー・シラグサさんに深い感銘を与えた。トニーさんは、桟橋近くで動けなくなっているマンボウを、その背びれを掴み海へ帰してあげようする男性の動画を撮影し、インスタグラムに投稿した。

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Публикация от Tony Siragusa (@goose9898)

トニーさんの動画が投稿されたのとちょうど同じ頃、フェイスブックでの市民間の情報交換の場の「ジャージー・ショア・ハリケーン・ニュース」は、地元住民が撮影した動画を投稿した。その動画では、マンボウは大きな背びれを海面へ出したりひっこめたりしながら海岸に沿って泳いでいる。

マンボウは穏やかな性格の持ち主だが、小型のボートやモーターボートに乗船している時は遭遇しない方がいい。なぜならマンボウは海洋生物の中では最も巨体の種類に属し、体長3メートル以上、背びれから尻びれの長さは4メートル、体重は2300キロにも達するため、わきを通れば船を転覆させかねない。

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