ブルームバーグによると、当局者は「トルコ軍は、米国の支援を受けるクルド人戦闘員を国境から遠ざけるため、シリア北東部への越境を開始した」と述べた。
なおトルコのフルシ・アカル国防省は、現在、部隊の国境への移動と作戦実施に向けた準備が続けられていると指摘した。
トルコのエルドアン大統領は今月1日、米国側との協議で望む結果が得られなかったため、シリアのユーフラテス川東岸に安全地帯を独自に設置する方針を明らかにした。
エルドアン大統領は6日、トランプ大統領と電話会談を行った。ホワイトハウスは電話会談後、米国はシリア北部におけるトルコの軍事作戦を支持せず、何らかの形で参加することもないと発表した。