台風19号「ハギビス」は、1200人以上が犠牲になった1958年の台風に匹敵する

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気象庁は11日、日本に向かっている台風19号「ハギビス」について記者会見を開き、1200人以上が犠牲になった1958年の「狩野川台風に匹敵する記録的な大雨となるおそれもある」と警戒を呼びかけた。

気象庁の梶原靖司予報課長は台風19号について「台風は非常に強い勢力を保ったまま明日には東海、または関東地方に上陸する可能性が高まってきた。暴風や高波に加えて関東地方を中心に記録的な大雨となるおそれがある」と述べ、1958年の「狩野川台風に匹敵する記録的な大雨となるおそれもある」と指摘した。

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また「全国的に暴風、うねりを伴った高波、土砂災害、低い土地や地下施設の浸水、河川の増水や氾濫、高潮や高潮と重なった高波による浸水や沿岸施設の損壊に厳重に警戒してほしい。自分の命、大切な人の命を守るため、風や雨が強まる前に、夜間暗くなる前に、市町村の避難勧告などにしたがって早め早めの避難や安全確保をお願いしたい」と警戒を呼びかけた。

台風19号は南西から日本へ向かっている。12日と13日に日本の太平洋沿岸に接近し、上陸するおそれがある。この影響でラグビーW杯の2試合が中止となり、自転車競技(BMXレーシング)のテストイベントは日程が変更された。

空の便は現時点で800便以上の欠航が決まっている。

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