77歳のマイヨール氏は、「これらの惑星は地球からあまりにも遠い。人間が移住するのに適した惑星がそれほど遠くないというもっとも楽観的なケースでさえ、数十光年という非常に長期間の飛行が必要となる。私たちが今日持っている技術では数億日かかる」と強調した。
ミッシェル・マイヨール氏は、生命にとってまだ有益で素晴らしい地球を心配する人々に対し語りかけ、人類は他にはないこの地球を守らなくてはならないと警告した。
太陽系外の惑星の探索をはじめたばかりのときマイヨール氏は、宇宙に地球に似た他の世界が存在するかどうかという解答を見出すことが希望だった。現在、太陽系外惑星探求の方法論は確立した。マイヨール氏は、かなたに存在するかもしれない生命発見の技術開発は次世代の研究者たちの仕事であると考えている。