中国造船所で新大型空母建造 証拠写真をロイターが入手

© AP Photo / Kin Cheung空母「遼寧」(アーカイブ)
空母「遼寧」(アーカイブ) - Sputnik 日本
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ロイター通信は米国のシンクタンク、戦略国際研究所(CSIS)が提供した衛星写真を入手した。中国は、2030年までに建造を計画している重空母4隻のうち最初の空母の建造を開始した。

CSISの専門家らは、高解像度の衛星写真から上海の造船所における大型空母建設用インフラを確認した。また、専門家らによると、船体は12ヶ月以内に建造され、その後、さらなる組立作業用に特別に作られた港に移されるという。

​長さ約1キロの桟橋を備えた大規模な港湾設備は東シナ海につながる揚子江河口付近にあり、急激な速度で建設された。専門家らは、その地には1年前は荒れた耕作地しかなかったと指摘している。

​戦略国際研究所(CSIS)アナリストのマシュー・フネイリ氏は「これがたった一隻の軍艦のために作られたと想像するのは難しい」とし、「空母や他の大型軍艦の専用スペースのようにみえる」と述べた。

2017年、中国発の国産航空母艦「001A型」が就役した。現在試験中で、その後中国海軍に採用される予定だ。

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