タランティーノ監督
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/ ロシアの映画関連のウェブサイト「キノポイスク」によると、タランティーノ監督は「ブルースをわざと悪く描こうとはしなかった。ブルースのことを少し誇張して、ちょっと面白く描いたことは認める。そのシーンは少しパロディ的だ。しかし実際にブルース・リーは傲慢な男だった。ブルースのしゃべり方をでっち上げてはいない。私は聞いたんだ」と語った。
タランティーノの映画、興行収益と中国
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、5月のカンヌ映画祭でワールドプレミアムとなった。これまでにこの映画は米国で少なくとも1億4千万ドル、全世界で計約3億6700万ドルの収益を上げている。アナリストらは、中国で公開された場合、総収入は少なくとも4億ドルになるとの見方を示していた。
中国当局がクエンティン・タランティーノ監督作品の公開に待ったをかけたのは今回が初めてではない。2013年には、映画『ジャンゴ 繋がれざる者』が、技術的な問題を理由に上映中止となった。ロイター通信によると、俳優がヌードになるシーンがあったのが理由だったという。映画は再編集され、1カ月後に中国で公開された。
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