リーザさんは「LIZALAP」と名付けたこの発明品を、インドネシアの首都ジャカルタで開催された若い研究者のための国際展示会に出展、彼女の発明に対し台湾の代表団が特別賞を授与した。
リーザさんが発案した機器は手のマッサージを行うもの。その効果によって血液の循環が改善し、負傷した手の機能が回復する。機器の製作でリーザさんを手助けしたのは兄とエンジニアである父親だったが、母親によれば、はんだ付けやドリルでの穴あけ、シリコンでの形づくりなど、リーザさん自身が行ったという。
展示会ではリーザさんの発明品に日本の代表団が関心を寄せたほか、インドネシアの教授が、医療マッサージ用機器「LIZALAP」の実用化を検討したという。
若き開発者リーザさんの頭の中にはたくさんの新しいアイデアが詰まっている。現在、リーザさんは自分用のペットロボットを作成している。ペットロボットは独自に移動し、吠え、尻尾を振ることができる。また、子どもにインターネットや野外、室内での安全な行動について語りかけることができる。
以前、麻痺を負った男性が外骨格スーツを利用することで自力歩行をはじめた。