先に、北朝鮮が平安南道(ピョンアンナムどう)順天市(スンチョンし)から日本海に向けてミサイルを2発発射したことが報じられた。飛行距離は約370km、高度は約90km。後に金正恩最高指導者が国防アカデミー専門家に対し、自動発射システムの安全実験の成功を祝福した。
韓国軍事関係者は、「日本はミサイル発射の情報共有を求めてこなかった。韓国はアメリカと共同で、地理的条件や他の状況もあり、日本よりも迅速にこのような動きを発見することができる」と述べ、「韓国も日本に対し情報の照会を行っていない」と続けた。
8月中旬、韓国は日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)期限延長を拒否した。これは日本政府が韓国をホワイト国(輸出管理優遇対象国)リストから除外したことへの報復措置とみられている。7月初旬、韓国が1910-1940年の日本統治下時代に日本企業により労働を強いられた韓国人(元徴用工)に対し補償金支払いを求めたため、日本側は「韓国との信頼関係が損なわれた」と発言した。