派手なレギンス、ゲートル、ヘアバンドの流行っていた、あの陽気でエネルギッシュな80年代。ふたりのダンスは、これを知らない人をも80年代の世界へといざなう。
ふたりは他のペアを大きく引き離し、記録を更新しつづけていることについて、謙遜して次のように語っている。
「福岡での団体戦では、記録更新という目標は据えておらず、団体に少しでも多くの点数を稼ぐことを目的にしていました。ファイナルで記録的な得点となったということは、私たちは成長しているということです。これが私たちを前へ進ませているんです。」
パパダキスとシゼロンのペアはショートダンスの演技で88.69点を獲得、3月に日本で開催された世界選手権で打ち立てた自身の世界成績(88.42)を超えた。#GPS仏グルノーブル #フィギュアスケート pic.twitter.com/IV4N6uPJWV
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) November 1, 2019
ふたりは大の日本びいきで和食好き。日本の印象について次のように語ってくれた。
シゼロン選手:「日本は何度も訪れています。私にとって最高で、日本が誇っていいのはなんといってもビーフ。牛肉ものすごく好き。」
パパダキス選手も和食が大好きで、「日本はどこの都市も独自の郷土料理、特徴があります。日本に行くと、とにかく全てを食べる。何もかも大好き!」と親日ぶりを発揮した。
ふたりは世界から集まったファンたちの支援に感謝の気持ちを伝えた。
シゼロン選手:「(ファンの支援は)大会の時にすごく大きな助けです。だってお客さんが支えてくれている、一緒になってやってくれていると感じると、もっともっと先に進まなきゃと頑張れますからね。これは一種の魔法ですよ。これを私たちが創っているんです。ファンの期待を裏切らないで、びっくりさせたい、エモーションを感じてほしいと頑張っています。」