COP25 マドリードで開催 トゥーンベリさん「移動を手伝って」

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国連は11月1日、南米チリが開催を断念した第25回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP25)について、スペインが代わりに開催すると発表した。従来の日程と同じ12月2日から13日の日程で開催される。開催地変更後もチリが引き続き議長国を務める。ロイター通信が報じた。

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COP25はスペインの首都マドリードで開催されることとなった。チリのピニェラ大統領は10月30日、反政府デモが激化する中、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議とCOP25の開催を断念したと発表。チリで起こっている反政府デモではこれまでに少なくとも18人が死亡した。

COP25には、スウェーデンの環境活動家少女グレタ・トゥーンベリさんら2万5000人の参加が見込まれていた。現在、米カリフォルニア州ロサンゼルスに滞在するトゥンベリさんはツイッターへの投稿で、「世界を半周旅したところで、方向が間違っていたことがわかりました。移動手段を見つけることを手伝ってもらえたら、とてもありがたいです」と協力を呼び掛けた。

​トゥンベリさんは、炭素排出を伴う飛行機での移動を拒否している。AFP通信によれば、開催地の変更が発表された際、トゥーンベリさんはすでに船や電車などの移動手段を使ってチリへと向かう途上にあった。

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