タブロイド紙の情報によると、2日、妻と休暇を過ごすためインド洋に海水浴に訪れていた44歳の旅行者が消息を絶った。夫の消息が長いこと分からないことから、妻は捜索・救助活動を依頼した。男性の捜索にはヘリコプターや船舶、ダイバー、捜査犬らが動員されたが、しかし発見には至らなかった。
数日後、観光用ビーチ付近にサメがいることを救助員が発見。このサメは人間に実際に危害を加えることが知られている。サメは捕獲され、解剖の結果、胃の中から結婚指輪をはめた人間の手が発見された。行方が分からなくなっていたスコットランドの男性旅行者の妻は、すぐにこの結婚指輪が自分の夫のものであることを確認した。
フランス領のレユニオン島はマダガスカル共和国から700キロのインド洋に位置する。多くの海岸はたくさんのサメが生息することから遊泳やサーフィンが禁止されている。この3年間でレユニオン島沿岸ではサメによる被害が24件発生しており、そのうち11人が死亡している。
関連記事