アリババグループ創設者のジャック・マー氏は、9月に企業のトップの座を退いたが、中国でもっとも裕福な国民の名を取り戻した。中国でもっとも裕福な400人のビジネスマンランキングの最新版を『フォーブス』誌が発表。億万長者の最新ランキングでは、ジャック・マー氏の財産は 昨年より36億ドル増加し、382億ドルと評価されている。
2018年の『フォーブス』誌のもっとも裕福なビジネスマンランキングでは、ジャック・マー氏は同様に1位だった。しかし、2019年3月に『フォーブス』誌が発表した世界の億万長者ランキングではすでにジャック・マー氏は中国人では2番目に位置し、テンセント社の創設者マー・フアテン氏が上をいっていた。
中国のもっとも裕福なビジネスマン400人の総資産は、『フォーブス』誌の評価では1.29兆ドル。トップ400入りするためには、今では少なくとも資産10億ドルが必要だが、昨年は8億4千万ドルだった。
以前、『フォーブス』社のもっとも裕福な人ランキングでマイクロソフト社の創設者が2位の座を失い話題となった。現在その地位はLVMH(モエヘネシー・ルイヴィトン)社代表のベルナール・アルノー氏が占めている。