2ラウンドにドネア選手のパンチで右目上をカットし出血、8ラウンドにも再度出血し危ない場面もあったが、破壊力抜群の右ストレートと左ボディを武器に、11ラウンドには得意の左ボディでダウンを奪い、最終12ラウンドには猛ラッシュをかけドネア選手を追い詰めた。結果、3-0の大差で判定勝利を飾った。
めちゃくちゃいい試合だった!#井上尚弥 #ノニトドネア #井上尚弥vsノニトドネア #WBSS決勝 #ボクシング#さいたまスーパーアリーナ pic.twitter.com/AaAKSZT6H7
— 経田 樹希也 (@boxing423) November 7, 2019
スーパーシリーズでは、これまで初戦の準々決勝を1ラウンドKO、準決勝では2ラウンドTKOと、圧倒的な強さを示したきた。決勝の対戦相手となったノニト・ドネア選手は、井上選手がプロを目指していた時からの憧れのボクサーで、直接指導を受けたこともあった。かつてはドネア選手の試合を目に焼きつけ、その技術を自分に取り入れようとしていたという。ドネア選手も井上選手を、この階級最強の恐るべき選手と評価、「モンスター」と称されるまでに成長した井上選手との対戦を楽しみにしていた。プロ45戦40勝(26KO)の大ベテランとの激闘を制し、アリーナに集まったファンたちを歓喜にわかせた。
これぞ伝家の宝刀🥊
— ナデガタノヒト (@6P41GGJYw4rHjZk) November 7, 2019
左ボディ!!!!
この1発がマジでキイた!!!#井上尚弥 pic.twitter.com/LFLZXbMqdf
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いや〜感動した
— かほ (@yusuke66396654) November 7, 2019
本当に良い試合。もうね、自分が恥ずかしくなった😂
プロを極めたプロは本当に凄い。
おめでとう〜!!!!!
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3階級王者のWBA・IBC世界バンタム級王者の井上尚弥選手は、史上4人目となる階級最強の証であるアリ・トロフィーをリングで高々と掲げた。今後はスーパーバンタム級やフェザー級とさらに階級制覇を目標にすえ、米国初となるアジア発のスター選手としての活躍をめざす。