ウーバーの自動運転車事故 歩行者の交通違反を考慮せず

© AP Photo / Gene J. Puskarウーバーの自動運転車
ウーバーの自動運転車 - Sputnik 日本
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アメリカ配車サービス大手ウーバーの自動運転車が昨年アリゾナ州で49歳の女性と接触し死亡させた事故で、交通規則を無視して道路を横断しようとした女性を自動運転車のソフトが認識できなかったことが分かった。米運輸規制当局の情報としてAFP通信が伝えている。

米運輸安全委員会の発表によると、同事故で死亡した女性は横断歩道がない場所を渡っていたが、自動運転車のシステムには歩行者の交通違反が考慮されていなかったという。

​事故はアリゾナ州フェニックス郊外のテンピで起きた。米運輸安全委員会のレポートでは、システムが女性を歩行者として分類せず、物体として認識したことが指摘されている。またレポートによると、本件以外にウーバーのテスト車両が自動運転モード中に発生した事故は2016年9月から2018年3月にかけて37件だった。

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