「第5チャンネル」の番組に出演したウクライナのクレバ副首相は「EU加盟に必要な経済基準を5年以内にクリアすることを政府として決定した」と発言した。
続けてクレバ副首相はEU側の対応についてコメントする中で、5年後にはEU側の受け入れ態勢が整わない可能性もある、と指摘した。ウクライナとEU、両サイドの意思と環境が整わない限り、加盟とはならないと結論付けた。
ウクライナ議会は2019年2月に憲法改正を行い、EUとNATOへの加盟を方針として定めた。さらに、ヨハネス・ハーン欧州近隣政策・拡大交渉担当委員はこれまでの発言の中で、ウクライナをEU加盟国の一つとして語るには次期尚早としており、ウクライナは加盟に向けた環境整備に集中する必要があるとした。
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