米国のブレイディ・テネル選手とロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワ選手も22ポイントを獲得し、グランプリ・ファイナルへの出場権を狙っている。
Anna Shcherbakova wins the Ladies event with two Quad Lutzes 🥇
— ISU Figure Skating (@ISU_Figure) November 9, 2019
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しかし、11月にロシアと日本で開催される2つのGPシリーズでは、ロシアのアレクサンドラ・トゥルソワ選手(15ポイント)、アリョーナ・コストルナヤ選手(15ポイント)、アリーナ・ザギトワ選手(13ポイント)、日本の紀平梨花選手(13ポイント)、宮原知子選手(13ポイント)、また、米国のマライア・ベル選手(11ポイント)といった面々がファイナル出場をかけて熾烈な闘いを繰り広げることが予想される。
今シーズン、アンナ・シェルバコワ選手はフィギュアスケートのシニア部門でデビュー。シェルバコワ選手は、ロシアのもう1人の若手選手のアレクサンドラ・トゥルソワ選手の記録を破り、アメリカ大会で優勝を果たした。自身の演技プログラムでアーニャ選手は、4回転ルッツ―3回転トウループと4回転ルッツといった複数の4回転ジャンプを決めている。
昨年までジュニアだった選手がシニアを征服
数年前、エフゲニア・メドベージェワ選手とアリーナ・ザギトワ選手のハイレベルの演技がフィギュアスケートの世界を熱狂させ、2人の闘いはしばらく続くと思われた。しかし現在、グランプリシリーズでシニアデビューを果したロシアの3人娘、アンナ・シェルバコワ選手、アレクサンドラ・トルソワ選手、アリョーナ・コストルナヤ選手は、ここ2年にわたり女子シングルのシニアトップ選手らを脅かす存在として、常に話題になっている。
アリョーナ・コストルナヤ選手は、五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ選手を引き離し、GPシリーズ第3戦フランス大会で優勝を果たした。
一方、アレクサンドラ・トゥルソワ選手は、今年の10月のはじめに開催されたフィギュアスケートジャパンオープンで、これまで誰も成功したことのない4回転ルッツと4回転サルコウ、4回転トーループ2回の連続ジャンプを見事に成功させている。