トランプ大統領は講演の中で「われわれは公約を実現し、期待を大きく上回る結果を出した」と自らの功績を強調した。
金融関係者らは米中貿易の限定的な合意が成立する見通しや、景気減速に対しトランプ氏が懸念している兆しなど、今後の米経済動向を見極める手掛かりを求めて発言内容に注目していた。
トランプ大統領は経済を中心とした再選シナリオを立てている。5年目に入った景気拡大や、過去最低水準に近い失業率は自らが講じた通商、税制、規制緩和政策の成果と強調した。
トランプ大統領はまた米金融当局への批判をあらためて展開し、利下げのペースやその度合いが不十分だと繰り返した。