ロシア人選手らは3人ともが そろってSPの表彰台に上ったにも かかわらず、演技の印象や、 明日のフリープログラムの行方についての言及を避け、 ファンらの応援に謝意を表すにとどまった。
Home fans buzzing as Alexander Samarin takes the top spot in the Men Short Program 🥇🇷🇺
— ISU Figure Skating (@ISU_Figure) November 15, 2019
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サマリン選手はミスについてのコメントは控えている。
ただし、 先日、アレクサンドラ・トルソワ選手(愛称、 サーシャ)が「男子は4回転ジャンプが許可されているから、 男子枠で出場したい」 と発言したことへのコメントを求められると、 選手らの反応は違った。
「いや、まじめな話、僕らはサーシャと同レベルだよ」 アリエフは真顔で付け加えている。
サマリン選手も「あの4回転 には唸るよ。 どうなってるのか想像もできない。宇宙レベルだ」 と驚嘆を見せた。
ではトルソワとの競合については、「今のところは、 実現しないことを願うね」と、3人は笑いながら答えた。
とはいえ、男子SPに入賞のサマリン、アリエフ、 イグナトフのロシア男子3人組 は闘いを恐れてはいない。「 受けて立とうじゃないか」と意気揚々だ。
ロステレコム杯
11月15日から17日にかけてモスクワでフィギュアスケートGPシリーズ2019・ロシア大会-ロステレコム杯が開催される。
フィギュアスケート女子シングルでは、これまでの結果からGPファイナルへの出場はロシアのアンナ・シェルバコワ選手の出場が決定している。残り5つの出場枠を6人の選手が競い、そのうちロシアのアレクサンドラ・トゥルソワ選手と日本の宮原知子選手、米国のマライア・ベル選手がモスクワ大会に出場する。しかもすでに勝利を1つ得ているトゥルソワ選手は上位3位に入ればファイナル出場が確実となる。
また、今大会には日本の宇野昌磨選手とロシアのアレクサンドル・サマリン選手も出場。サマリン選手はフランス大会で銀メダルを獲得、金メダルは米国のネイサン・チェン選手だった。