リンドバークさんの話によると、シカはカメラを怖がっておらず、ポーズまでとってくれた。その時近くに寝そべっていたダマジカに自分の存在を示そうとしていたのだ。リンドバークさんは、カメラと携帯電話を使って数十枚の写真を撮った。しかし、リンドバークさんが家に戻る途中で写真を見るまでシカに3本の角があったことに気がつかなかったという。
Steve Lindberg of Marquette captured these pictures of an unusual deer: a buck with three antlers https://t.co/9hq4sHwfeG @wluctv6 pic.twitter.com/ginTytYBQe
— Andrew LaCombe (@andrewlacombe) November 13, 2019
リンドバークさんは自分のフェイスブックに珍しいシカの写真を投稿したところ、瞬時に数百の「いいね」やコメントが書き込まれた。
獣医のスティーブ・エドワードさんによると、3本の角をもつシカは100万頭に1頭しかいない。そこで偶然に希少種のシカを撮ったリンドバークさんは、狩猟期間である今、この動物の命が危険にさらされないように、どこでそのシカと遭遇したのか秘密にしておくことにした。
最近、ベトナムではまた別の珍しいシカが発見された。マメジカは世界で最小のシカで、ほぼ30年もの間絶滅したと思われていた。