台湾 F-16 サービスステーション始動に米国の助力を期待 香港マスコミ

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香港の英字新聞「サウスチャイナモーニングポスト」紙は、台湾がF-16V戦闘機バイパーのアジア太平洋サービスステーションの建設に米国からの助力を得らえると期待していると報じた。

台湾で軍用機の開発製造を行う「汉翔公司」社は戦闘機144 F-16A/B Block 20の製造をバイパークラスまで改良するプロジェクトで米ロッキード・マーティン社と協力関係にある。

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F-16戦闘機ファイティングファルコンの新パージョン、F-16Vはレーダーのアクティブ・フェーズドアレイ・アンテナを装備し、コックピットもコンピューターや装備も一新される。ロッキード・マーティン社はバイパー・クラスに至るまでにはF-16戦闘機のどのクラスも刷新が行われるとふんでいる。

汉翔公司はすでに2機の戦闘機を改良し、ロッキード・マーティン社側に引き渡しており、他の機体の作業も2023年までに完了させるものとみられている。

サウスチャイナモーニングポスト紙によれば、ロッキード・マーティン社が汉翔公司との間に戦略関係の拡大及び刷新プロジェクトの将来性を共同研究する合意を締結したのは2012年。2016年に公式に始まった協力関係にはF-16 戦闘機の修正、部材の生産、その他の潜在的プロジェクトも含まれている。

報道によれば、新たな誘導システム、地面との衝突回避システムに加え、台湾側はレーダー、コンピューター部材を刷新し、機体のシャシーを修正することになっている。こうした改良でレーダーが発見できる距離は30%もアップし、標的を発見する能力も2倍に伸長する。

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