ロモザー教授によれば、火星の動物相は多様で、地球に非常に似ているという。また、同教授によれば、火星の「昆虫」は足と羽をもち、移動と飛行が可能だという。こうした根拠として、ロモザー教授は、アメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査車による火星表面の拡大写真を示している。同教授は、まるで昆虫と爬虫類のような構造と形をした対象物を写真で示した。
ロモザー教授は、この発見は今後時間と共にさまざまに解釈されるおそれがあるが、しかし、自分の証拠は説得力があると考えている。しかし、「サイエンス・アラート」誌は、ロモザー教授は、画像の中で偶然的な細かな影の中に見覚えある画像を目にした時に人々が陥るありふれた錯覚に惑わされていると強調する。
数十年におよぶ研究においても、現在の科学では火星上の生命の痕跡を公式に発見できていない。とはいえ、さまざまな兆候は、火星に生命が存在した可能性や現在も存在しているということを示している。
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