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「いつかトルソワの記録を破りたい」 NHK杯優勝のコストルナヤが4回転を跳ばない理由を話す

© Sputnik / Alexey Danichev / メディアバンクへ移行アリョーナ・コストルナヤ
アリョーナ・コストルナヤ - Sputnik 日本
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グランプリシリーズ第6戦 NHK杯の女子シングルで見事、優勝を果たしたロシアのアリョーナ・コストルナヤ選手(16)は試合後、記者団からのインタビューに答えたなかで、「ほぼミスない演技ができてうれしい」と語る一方で、「まだ向上させることはできる」と自信を示した。

トルソワの記録の世界記録についてコストルナヤ選手は「次回のショートプログラムはもっといいものになるとおもう。フリーは最高峰まで高めるわ。そしたらその記録をうち破れる!」と意気揚々だ。

  • アレクサンドラ・トルソワ選手(15)はグランプリシリーズ第2戦のスケートカナダのフリースケーティングで166.62点、総合で241.02点の2つの世界最高記録を樹立した。フリースケーティングでトルソワは跳ぶと宣言していた4回転ジャンプ のうち3つをミスなくこなしている。

昨今、スケーターに対して4回転ジャンプについての質問をぶつけることが習慣化しているが、同様の問いにコストルナヤは、「4回転は大きな責任がいります。私の場合は今の段階ではアクセルと協調させることが必要。もちろんコーチとは話し合っており、4回転にも取り組んでいきます」と慎重な答えを返した。

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「日本行きを指折り数えて待っていました」 コストルナヤ選手
スプートニクの記者がGPファイナルでプログラムを複雑化させるプランはあるかと尋ねると、コストルナヤは現段階では新しい演技要素に磨きをかけているとして、「おそらく複雑化させたプログラムはグランプリの後になる。トリノでは2つのトリプルアクセルをミスなく跳ぶことに神経を集中させる」と答えた。

現在、コストルナヤが跳べるのはトリプルアクセルとダブルトゥループの組み合わせだが、練習ではトリプルアクセルとトリプルトゥループの組み合わせに成功している。

トルソワシェルバコワと比較した場合、自分のどこが強みかとの問いには、コストルナヤは「 自分の強みについてはお話できません。誰もが力強い演技を目指していますし、誰もが複雑な演技要素をもっています。みんなほぼ同じレベルにあります」と控えめな答えを返した。


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コストルナヤはフィギュア界の新たな現象と呼ばれる。専門家らの間ではコストルナヤは、アレクサンドラ・トルソワとアリーナ・ザギトワのふたりがもつ最強の資質をひとつに併せ持つ存在とされている。コストルナヤはシーズン中にトリプルアクセルをものにした。トリプルアクセルに成功した女子はコストルナヤまでに9人しかいない。これをコストルナヤはシニア入りした初の大会で見事に決めたのだ。

フィンランディア杯でコストルナヤは、SP、FP合わせて234.84点を獲得。点数の新規則の導入後、点数を伸ばしたのはFPで4つの4回転ジャンプを跳んだアレクサンドラ・トルソワ選手(238,69)と五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワの(238.43 と 237.50)の二人だけにとどまっている。

  • 前回のGPフランス国際でコストルナヤはスプートニクの独占取材に答え、日本の印象自由時間の過ごし方について語っている。

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