同病院の幹部は、18日に51歳の患者に腎移植が行われ、成功したと発表したが、いくらもたたないうちに、移植を受ける相手が予定された患者ではなく、別の患者であったことが判明した。
その患者も移植を必要としていたが、その患者の名前は移植の順番待ちリストのずっと下の方に載っていた。
病院側の説明では、腎移植を受けるはずの患者と誤って移植を受けた患者の年齢はほぼ同じで、しかも2人は同姓同名だった。
同病院の院長と外科部長らは、今回のミスを同州の保健局に自発的に報告した。18日に腎移植を受けるはずだった患者の移植手術は24日に行われた。移植手術後には気分のムラがでることがあるが、腎移植を受けた2人の患者の気分は良好だという。