負傷者数はおよそ650人、そのうち少なくとも10人が重傷。
震源は首都ティラナの北西34キロで、震源の深さは10キロ。その後、マグニチュード5以上の余震が数回にわたって発生し、同国に甚大な被害をもたらした。死者の大半は、アドリア海に面した観光都市のドゥラスと、首都ティラナの北郊に位置するトゥマに集中した。この地域では複数の集合住宅が崩壊しており、地震の強さを物語っている。捜索活動は連日続き、これまでに47人が瓦礫の下から救出された。この救出作業には近隣国の救助隊も参加している。今もがれきの下敷きになっている恐れのある人の数は不明。
エディ・ラマ首相は28日を国喪の日としたほか、地震が襲った地域に非常事態宣言を発令した。