ズロービン社長は「今や世界の指導者たちでさえ、多くの人が我が社の武器を持っている。2019年10月にフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領がロシアを訪問した際、大統領にスナイパーライフルT-5000を贈呈した。大統領にはこの贈り物はとてもお気に召されたようだ」と述べた。
また、ORSIS 社のズロービン社長は、現在、Т-5000はアラブ首長国連邦の首長たちにも多く買い上げられ、その武器コレクションの中に含まれていると付け加えた。
Т-5000は、対テロ部隊の狙撃兵器として2011年に設計され、2017年にはロシアの特殊作戦軍、連邦保安局、連邦警察庁、国家親衛隊に軍備されている。
最近、Т-5000には.375 シャイタック(9,5х77 ммライフル実包)が装備された。今までТ-5000に実装されていたライフル実包.338ラプア・マグナムの最大射程距離は1500mだが、375 シャイタックの場合、最大射程距離は2キロを超えている。