日本がはじめて犯罪者をロシアに送還=ロシア内務省

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日本からロシアにはじめて強盗グループの主犯格の送還が行われた。この強盗グループは90年代に極東地域で暗躍していた。ロシア内務省のイリナ・ヴォルク公式報道官が発表した。

「日本からロシアへ刑事事件関係者の送還が行われるのははじめてのこと。今日、ロシア内務省国家中央インターポール局およびロシア連邦刑執行庁の職員の同行のもと、日本からアレクサンドル・ゾレンコ容疑者が移送された」と発表した。

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ヴォルク公式報道官によれば、1992年から2006年にかけてゾレンコ容疑者は、ロシアの極東地域で犯罪グループの主犯格として活発に活動し、殺人や自動車などの窃盗、犯罪行為によって得た金銭のマネーロンダリングなどを行っていた。

内務省の情報では、アレクサンドル・ゾレンコ容疑者はサハリン州内務局の照会により捜査対象者として公表されていた。

2011年、サハリンのメディアは、もう1人のゾレンコ、ただしウラジーミルの犯罪について本人不在のまま認定する記事を掲載した。ゾレンコ容疑者によって作られた犯罪グループは、1992年から2001年にかけてサハリン州の管轄区域内で犯罪行為を繰り返していた。ゾレンコ容疑者は国際手配されていた。

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