トランプ大統領、マクロン大統領のNATO「脳死」発言に憤慨=マスコミ

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トランプ米大統領は、北大西洋条約機構(NATO)は「脳死」状態にあると述べたマクロン仏大統領の発言に憤慨している。サイトAxiosが、高官の発言をもとに報じた。

先にマクロン大統領はエコノミスト誌のインタビューで、NATOは内部の連携を完全に失い、「脳死」状態に陥っていると述べた。マクロン氏によると、NATOでは米国とその他のNATO加盟国の間に戦略決定に関する連携がない。なお、ドイツのメルケル首相とNATOのストルテンベルク事務総長はマクロン氏の厳しい評価に反論した。

Axiosによると、高官はトランプ大統領について「彼はずいぶん前からマクロン氏に腹を立てている」と述べた。

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一方、別の高官は、反対にマクロン氏の発言が影響を与え、トランプ氏はNATOについてよりポジティブに見せようとし始める可能性があるとの考えを示している。

なお最近、フランスのサルコジ元大統領も西側の衰退について語り、その兆候の1つはドナルド・トランプ氏が米大統領に選ばれたことだと述べた。

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